ジョーク集その69第69話 面倒事は天使の仕事さぁ奴隷共!働け働けー! ウガ~勘弁してくだせぇ騎士様~。俺達でも体が持ちませんウガァ ふふふ、そうかそうか、ではもっと鉱石の生産量を上げることだ! そ、そんなぁ~。 おらおら!話してないでとっとと働け!! ひぇぇ~… くくく、奴等を鉱夫の代わりに働かせたのは正解だったな、生産量が47%アップだ……ん?アーチャーの小娘が倒れておるではないか、おい、大丈夫か …ぅ…誰…? (近くで見ると、ルーナに負けず劣らずの可愛い顔ではないか)なぜそこで倒れていた?名前はなんという? 名前はミ……シイェル、オーガ秘密に行こうとしてたら、急にクラっと… ふむ、熱射病にやられたのだな、今の季節日差しが強い。また倒れないうちに処置を施した方がいいな、私の家へ来るといい。ククク… …なんかやらしいこと、考えていませんか? なななな何を言う、そそんなやましい心など騎士の私にあるわけないだろう!! 騎士?そういえば、『ブルンの紅い疾風』に似ているような… いかにも『ブルンの紅い疾風』とは私の事だ え!本物!? うむ、どこからどう見ても本人だ。なんなら騎士団員手帳も見るか? いえっ!そんな滅相な!会えただけで光栄です! うむ、わかればよろしい…さて、もう私の家に着いたようだ。 さぁ、ここが私の部屋だ。 …もしかして騎士様、寮住みなの? うむ、私一人だけ豪邸住みというのは、他の騎士団員のやる気を削ぎ、反逆者を生み出す原因となる。それを考慮して私はあえて他の騎士団員と同様、寮にすんでいるのだ。 そ、そんな事情があったなんて…さすが騎士様!かっこいいです うむ、そうだ、私はかっこいいだろう…ん?誰かきたようだな。シイェルとやら、私のベッドで休んでいるといい。 あ、は、はいっ! …そこまで緊張しなくてもいいのに 誰かと思ったらルーナちゃんにスノウではないか、どうした? 暇だから遊びにきたんですよ~、あがっても大丈夫ですか? (ま、まずい…今ベッドにはシイェルが寝ている。もし見られたら…)あ、いや、ちょっとそれはダメかなぁ… え?なんでですか? あれだ、今ちらかっていてとっても人が上がれる状況ではないのだ。 十分前くらいに掃除役の人が掃除してったのに? クンクン…なにやら、ルーナと同じようなふろーらるな香りがするぞ え!?な、ななななんのことかなぁ子ヤギちゃん? ヤギ言うな、ともかく、この部屋から人間の娘の匂いがする。 まさかクロウさん…浮気を!? えー!クロウさんが浮気!?こんな可愛い人がいるのに!? 飽きたらすぐ別のものにのりかえる…人間とは恐ろしい ううううう浮気などするかぁ!!仕事の関係上家に招いて話を聞くことだってあるわっ! ふーん、でその人とはどこまでいったんですか? うむ、今まさに狂乱状態(?)へ移行しようと…って何を言わせるんだっ! た、大変です!…ってお取り込み中ですか? ちょっと私的な事で…ね?(ギロッ (ガタガタ…)ま、まぁそれはよいとしてどうしたのだ?騎士団員よ はっ!市民の方々が、バヘル川上流域でのキャンプを予定しているらしいのですが、モンスターが心配だからとりあえず危なっかしいモンスターの討伐を御願いしたいとのことですが… そんなめんどう事はそこにいるアホ天使にでもやらせておけ。 …アホ天使って、僕の事ですか? お前以外に誰がいる?さぁとっとといってこい!タンクラーッシュ!(ドーン どひゃー!(退場 さ、さぁて私はこれで… あら、その前にちょっと家内捜索させてもらうわね る、ルーナちゃん!?そんなに私が信用できないのかい!? 信用しているからこそ、念入りに調査するのよ。そこのウィザードさんも、有名な騎士様の部屋、ちらかってたってみたいでしょう? は、はいっ!憧れの騎士様のプライベートルームを是非見たいであります! と、いうことでお邪魔しま~す♪ やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! |